二足の草鞋 休息の果てに

健康ランドでの入浴はこれ以上無いほどの夢見心地を感じていた。

そして、ここまで身体を酷使してひとときのやすらぎを味わっていることに生きている自分を実感していた。

いつまで続くんだろう?  こんな生活が。

いつまでも続いて欲しくはない。   それが本音だよ。

自分の身体には少しづつでも疲労は蓄積していた。

睡眠不足も徐々にではあるが日々の通勤時間の速さも手伝って加速していたんだろう。

1時間若掛けての会社出勤、 朝から頭もトップギアには入らない。

月曜の朝などは毎度々のようになかなかテンションもあがらないさ。

数々のマイナス要因が一揆に自分に襲い掛かってきたのかも知れない。

ある朝の仕事始めから まだ何分も経っていない位のタイミングだった。

人生を大きく変える大事件が起きてしまった。!!!!